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4月1日からの新任担当医をご紹介します

投稿日:2023年4月12日
2023年4月より金森医院に勤務することになりました寺倉宏嗣です。前任地は小国公立病院です。
 昭和58年に熊本大学医学部を卒業し、小児外科を志望し熊本大学付属病院第2外科に入局しました。大学病院での研修中に金森医院の当直のお手伝いをさせていただきました。研修終了後も、金森先生とは毎年年賀状のやり取りをさせていただいていました。そのご縁もあり今回勤務させていただくことになりました。私が当直をしていた頃の金森医院は、1階は診療所、2階は病室の1棟とリハビリ室だけでした。今回、久しぶりに尋ねた金森医院は、あさひコートをはじめ複数の施設が併設されて非常に大きくなっているのに驚きました。地域により根付いた医療をされていると感じました。
 さて私の専門は小児外科で、約30年間小児外科医として働いてきました。大学病院での研修後は、埼玉こども医療センターや大学病院小児外科勤務を経て熊本赤十字病院で小児外科部長として約17年間勤務しました。
 学生の時から、将来は無医村に行きたいとの思いがあり、熊本赤十字病院を早期退職し、鹿児島県の徳之島の診療所で5年間離島医療をしました。そして地元熊本でへき地医療をするために小国公立病院に移りました。子供ばかりを診てきましたので、徳之島での5年間で、成人の診療の勉強をさせてもらいました。小国公立病院では、総合診療科部長として内科、外科、小児科の患者さんを診てきました。新生児から100歳越えの高齢者まで診ています。
 徳之島で在宅医療に興味を持ち、訪問診療、在宅看取りを積極的に行ってきました。これらは地域では非常に大切な医療ではないかと考えます。金森医院では、在宅医療も積極的に行われています。
 私も通常診療はもちろん、在宅医療にも積極的にかかわって、宇土の地域の皆様が安心して過ごせるように、地域に根付いた思いやりのある医療を行っていきたいと思っています。皆様よろしくお願いいたします。

寺倉宏嗣